講演会を終えて

『君の未来はその手の中に』

去る4月27日大安吉日。

 

大阪天満橋のウエディングフレンチレストラン『ル・クロ・ド・マリアージュ』には

障がい児福祉に携わる方だけでなく、新幹線を乗り継ぎ、遠方からも駆けつけてくださった方。車椅子でお越しいただいた方。小さなお子様、大切なパートナー、中にはご家族総動員で駆けつけてくださった方など、会場満員の75名の皆様がお集まりくださいました。

 

ル・クログループオーナーであり、福祉事業に携わることで障がい者雇用のあり方を変えようと全国を走り回られている黒岩功さんとのW講演会

 

講演会『君の未来はその手の中に』ーユニバーサルの観点から考える療育とその可能性についてー

 

その中で私は『障がいと家族 それぞれの自立について考える』という観点から50分お話させていただきました。

 

ほとんどの方がはじめましての皆様でしたので、

出張療育では『子どもたちの笑顔と自信、そして未来を育んでいる』こと。

スタッフ研修では『施設での毎日をグループ療育に!』の観点から保護者様から選ばれる施設作り、人材育成のサポートを行っていること。

講演活動では『どんな人も自分らしく生きる』をテーマに、様々なバックグラウンドの皆様へ『自分らしさ』に気が付くきっかけに、とお話しさせて頂いていること。

 

そんな活動を通じて感じた事や、人生において息子から教えてもらった事、私が思う『それぞれの自立』についてなど、心を込めてお話させて頂きました。

 

障がいがあってもなくても、大切なことは実は1つ。

『自分の気持ちに嘘をつかない』

 

それは私が何よりも皆様にお伝えしたかったことです。

 

75通りの解釈の中、

何らかの形でお伝えした言葉が、皆様のお役に立てたら…

 

そんな気持ちでした。

 

講演後、『どうだったかな…』

 

そんな私に、涙ながらに感想を述べてくださった方。

 

私の手を取って『今日まで辛かった。本当は今日も家から出られるかどうか、最後まで迷った。でも、来てよかった。明日からも生きていける。』

 

そんな風にまで仰ってくださった方。

 

 

沢山の皆様の温かいメッセージを頂くことができて、私自身少しでもお役に立てた事を心から嬉しく思いました。

 

療育を通じて基盤を作り、自分らしい未来の選択を行ってゆける、強い意志を育む。

その意思をもって、今までにない就労支援を形作られている黒岩さんのもとへと未来を繋ぐ。

 

それは一本の道のように、この講演会を通して私には見えたのでした。

 

 

黒岩さん「違いは間違いじゃない」

黒岩さん、横断幕作成してくださった西山さん、主催の内田さんと



■ほんの一部ですが感想をご紹介させて頂きます


まだまだ、紹介しきれないほどの沢山のメッセージの数々ですが、一つ一つ心を込めて拝読させていただきました。

本当に皆様、有難うございました!

 

今後、東京での開催も動き出しております!(8月予定です。詳細決定次第改めてお知らせさせて頂きます(^^)

今回残念ながら「参加できなかったよ」というみなさまにも、次回お会いさせて頂けるよう、療育者として、そして一人の人間として、もっともっと向上して、しっかりと前を向いて生きてゆきたいと思います。

 

皆様、今後ともよろしくお願いいたします!

 

畠山織恵