
失敗する事を、
極端に怖がってしまう子がいます。
失敗するのが怖い。
出来ないのが怖い。
だから初めから何もしない。
臆病だからじゃないんです。
悲しかった
苦しかった
大切な誰かの期待に応えられなかった。
例えばそんなたった一度の経験が
ずっと心の中に住み着いて
身動きが取れなくなって、
そんなお子さまには
「ありがとう」と伝えられる瞬間を
現場スタッフさんの力をお借りして
見つけたり、作ったりします。
拾ってくれてありがとう!
渡してくれてありがとう!
手伝ってくれてありがとう!
助けてくれてありがとうー!!!!!!
そしたらみんな、笑います。
にっこりする子もいれば、
少し下を向いてはにかむ子も、それぞれですが
みんな、笑ってくれます。
「ごめん、Dくん助けて!」
東大阪市にある
放課後児童デイサービスノーサイドさんでは
私のお願い攻撃から逃れられなかったDくんが
しぶしぶダンスのリーダーを引き受けてくれました。
「Dくんはすごい力を持っている。
だからこそもっと自信をつけさせてあげたい」
事前にノーサイドスタッフさんから
Dくんのお話を伺っていました。
何かやりたいけど、
一歩がなかなか踏み出せないDくんでしたが
大好きな歌が始まると。。。
キレッキレのダンスが!!!
そんなDくんをみて、
他のお子様も
スタッフの皆さんも大盛り上がりです!
見事に会場を盛り上げてくれたDくんに
「ありがとう!!
ほんとみんな楽しそうだったよー!
Dくんにお願いして本当に良かったー!」
Dくんは少し小さくなりながらも
何回も何回もうんうん、うんうん、と笑顔で頷いていました。
誰だってきっと誰かの役に立ちたいし
誰だってきっと誰かに認められたいし
誰だってきっと大切にされたい
ごめん!手伝ってくれへん?
来週からもいっぱい
子どもたちにお願いし続けるでーww
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