
重症心身障害児と言われる子どもたちは
当たり前の経験が圧倒的に少ない事が
彼や彼女たちの生きづらさや、
子どもたち自身の選択を狭める結果を招いてると感じます。
今年から非常勤職員として関わらせて頂いております、豊中市にある児童デイサービスPiccoloさんでは、
療育活動の一環として
日々の日常生活の中にも、その視点が大切にされています。
Piccoloさんでは毎朝の
療育レクリエーションから1日がスタートします。
①ダンス
②挨拶
③今日は何月何日何曜日?
④お名前呼び
⑤毎月の(1週間単位に落とし込んだ)療育レクリエーション
その後はお楽しみのお食事です。
ですが食事の前に大切な事があります。
それは「手を洗う」です。
ついついタオルや除菌ティッシュで手を拭いて→お昼ご飯
となる施設や家庭が多い中、
Piccoloさんでは
どんなに重度と言われているお子様でも
体調を見て問題なければ
腕をまくり、洗面所に行って手を洗います。
初めは慣れない活動にびっくりしたり、怖がったり!
ですが子どもたちも次第に慣れてきて、
今では当たり前の習慣として行えるようになってきました。
小さな事から当たり前の経験を積み上げる。
今日も子どもたちの笑顔でいっぱいのPiccoloさんでした♩