
我が家の18歳オシャンティー男子
高校在学中から始めた事業がこの度有難い事に朝日新聞さん夕刊記事に掲載頂いた。
その名も『生きる教科書』プロジェクト
高校卒業後の進路について思い悩む中、
障がいある自分にしかできない仕事がしたい。
そう話す彼と、親子で何度も頭と頭をくっつけるように話し込んできた。
そしていきなり閃いた。
学びに行くのではなく
学びを届けるのだ、と。

介護福祉士を目指す学生の皆様と、介護支援計画を立てる授業に参加。(大阪健康福祉短期大学様)
学生の皆様にとって、初めての障がい者とのコミュニケーション。
お互いに緊張して、どぎまぎして
正直彼とのやりとりは
『この人、何を言っているのかよくわからない』顔の学生さん。
でも気付けば、言葉を超えた『感じる』『気付く』コミュニケーションが生まれ、
支援する人・される人
垣根を超え、友達になっていました。

OT、PT、ST、看護師、保育士。
現役で活躍される医療、介護従事者の皆さんへは、
パートナーの理学療法士平垣さんと多職種研修をスタート。
実際にそれぞれの手で筋緊張、そして活動と変化を感じて頂きながら、実践に生かしていただける研修をはじめた。
大好評だった。
「次は施設スタッフも連れてきたい。」
「友人にも声をかけたい。」
「次回も必ず参加したい。」
次を望む声が多く寄せられた。
しかし課題は残った。
はい。いいえ。違う。上。下。
発語障がいを持ちながら、どの様に『自分の言葉』で
生きるアドバイスを伝えるのか。
『自分の言葉』とは何か。
『自分の言葉』とは何か。
言葉とは『言葉』なのか。
言葉とは『言葉』しかないのか。
「自分だから出来る事」について、本気で向き合いだした18歳。
4月29日。
佐賀県の多機能型事業所さまから、スタッフ研修のご依頼を頂いている。
成功させたい。
と、彼は言う。
今までの経験、学びを活かせるか。
「自分だから出来る事」
彼の旅は、今始まったばかり。
親として、一人の人間として、彼の成長を見守りたい。
君の夢を、ずっと応援している。
