豊中市放課後等児童デイサービス【Primo】4月ワークレポート


4月15日土曜日午後2時より、

大阪府豊中市にある放課後児童デイサービス「Primo」さまへ

【GOKAN療育プログラム】4月ワークをお届けにあがりました。

 

今月も一人一人のお子様の様子を見させていただきながら『タッチセラピー』からスタート。

 

タッチを通して感覚統合を促すことで、その後のワークをより最適な心と身体の状態で始める事が出来ます。

 

言葉をかけながら、優しく触れ合い、心を通わせるワーク前の大切な時間です。

 

 

 


■待ち時間はデメリット?

一般的に、個別療育とグループ療育の違いの一つとして『待ち時間の有無』があげられます。

 

個別療育は、目の前の一人のお子様に対しての療育ですので、待ち時間はありません。

かたやグループ療育の場合は、他のお子様が何かを行っている時、自分の番が来るまでは待たなければならないことを

グループ療育の『デメリット』として挙げられることがあります。

 

しかし、本当に待ち時間はただ退屈で時間を無駄にしている『デメリット』なのでしょうか?

 

 

 

 


■待ち時間も学んでいる


子どもたちの成長を促す働きかけはいくつかありますが、

そのうちの『自己効力感』の育みがきちんとできているかどうか?

という点が大きなポイントとして挙げられます。

 

『自己効力感』の有無が、その後の子どもたち自身の『意欲』や『チャレンジ精神』など、

人生に大きくかかわってくるからです。

【『自己効力感』…自分もやったらできるのではないか?チャレンジしてみようかな?という自分自身への信頼感や有能感】

 

この、『自己効力感』を育む方法の一つに

『代理学習』があります。

 

■代理学習とは?

他人の行動を観察することにより、育まれる力。

同じ障害や特性、能力や状況の子ども同士が、お互いの行動を観察する事により得る学びの事。

 

 

 

 

はじめは不安でも、友達の様子を見る事で安心出来たり、「やってみようかな?」って思えたり。

今日できなくても構わない。見ることも素晴らしい経験なのだから!


【GOKAN療育プログラム】では、待ち時間も『大切な経験の場』ととらえています。

 

同じ環境で、同じ障害や特性をもつ仲間がチャレンジしている姿は、きっと子どもたちの勇気の灯となって

その小さな心を、温かく照らしているはずです。

 

そんな小さな変化を見逃さず、一人一人の『できたよ!』『わかった!』をこれからも育んでゆくサポートを

現場スタッフの皆様とともに続けてゆきたいと思います。

 

 


子どもたちの未来を、今あるものだけでなく、自ら生み出せる、そんな子ども達の内から湧き上がる

希望と自信を、ワークを通じてお届けします。

 

『Primo』スタッフの皆様、今月も温かいサポートをありがとうございました!

 

 


■出張療育ワーク開催先募集中!

 

御施設でも【GOKAN療育プログラム】を取り入れてみませんか?

只今、出張ワーク開催先を募集しています。

ご質問等お気軽にお問合せください。