
■五感ってなに?
私たちには約20種類の感覚があるといわれています。
その中の代表的な感覚が『視覚』『聴覚』『嗅覚』『味覚』『触覚』の5つです。
これらをまとめて『五感』といいます。
●感覚器官が刺激を受け、はじめて『感覚』をつくります。
光や音などの外部からの刺激を受け止める体の場所を『感覚器官』といい、
五感でいう『目』『耳』『鼻』『口』『皮膚』がそれにあたります。
感覚器官である『目』『耳』『鼻』『口』『皮膚』から刺激を受けることにより初めて
私たちに『感覚』が生まれるということになるのですね!
見る・聞く・香る・触る・食べる(舐める)
私たちも赤ちゃんだった頃、
何かを見ると、手に取り触れて、匂いを嗅ぎ、振って音を確かめ、舐めて味わう。
『豆腐を掴むときはこのくらいの力加減だ。』
『ガラスは叩くとこんな音がする。』
『木は舐めるとこんな味。』
その時々いちいち試さなくても、直ぐに想像したりイメージできる。実践してもほぼ失敗しないのは、
私たちが幼いころ
豆腐を手づかみしたり、ガラスをたたいたり、木のおもちゃを舐めた体験や経験があるからです。
好奇心が誘うがまま、
自然と五感を使い、多くの事を学ぶ。
そうして生きていくうえでの基礎を作り上げてきたのですね。

五感を含めたすべての感覚は脳の発達にも重要な役割を果たすと言われています。
人は3歳くらいまでの間に急速に脳が発達します。
しかしこの時期に何らかの理由により五感を含めた感覚を遮られると、
発育に大きな影響があることがわかっています。
身体や発達に障害を持つ子どもたちは、人や物などとの関わりに偏りが出やすいため、一般的な子どもたちと比べると、どうしても習得できる感覚は少なくなってしまいがちです。
脳の情報処理で使われる神経回路は、頻繁に使っていると信号が通りやすく、逆に使わなければ通りにくくなる傾向がみられます。
『感覚』を生み出す神経回路をできるだけ早い段階で使い、繋げること=『五感への刺激』
これこそが脳の発達を促す事になるのです。
五感を『楽しい経験』と合わせて刺激し、脳の発達を促す。
一つ一つの経験が小さな、しかし確実な『自信』と『笑顔』につながってゆく。
それが【GOKAN療育プログラム】です。
是非大切なお子様へ、この体験と経験をプレゼントしていただきたいと思います♪