■家庭でできる簡単療育/お風呂編①

■お風呂で楽しくインプット①

お風呂で身体を洗う時、ただ洗うのではなく身体の部位を言いながら洗ってあげることはお勧めです♪

 

身体や発達に障害を持つこども達は、自分の身体をイメージする力=『ボディーイメージ』が乏しいことが多いのですが

 

例えば『五感の刺激』を行うことと、3つの『わかる』が大きく関係しています。

  1. どこで感じているのかがわかる。
  2. いつ使っているのかがわかる。
  3. どのように使っているのかがわかる。

 

しかし五感による刺激が乏しく、ボディーイメージができていなければ

 

そもそも手って何よ?

え?右手?左足?

 

どこどこ?

なになに?

 

となるわけです。

 

さらに感覚過敏や感覚に鈍感なお子様であれば、ボディーイメージが苦手な事によって

 

・じっとしていられない。

・頻繫に身体をぶつける。

・スキンシップが苦手。

 

などの生きにくさとも関係しています。

 

そんなお子様にとってお風呂の時間はもってこいの療育タイム!

 

身体を洗う時、

『こっちは右腕~こっちは左腕~』

 

感覚に敏感なお子様は

はじめはささ~っと、泡でなでる感じから始めます。

 

触られるのは苦手だけど、自分で洗うのは大丈夫というお子様の場合は、お子様が洗っている箇所をその都度言葉で伝えてあげると良いです♪

 

 

数日間繰り返し、慣れてきたころ部位の名称を

腕→肘→手のひら→手の甲→指→爪

 

というように詳しく伝え触れることでボディーイメージする力を育み、身体名称も学ぶことができるのでとてもおすすめです♪

 

時々『右の肘ってどーこだ?』などクイズを交えるととても楽しめます!

 

息子もこのスキンシップで自分の体にある身体名称をお互いに無理なく楽しみながら覚えることができました。

 

ポイントは『毎日楽しく行うこと』ですよ♪

是非行ってみてくださいね!