■『好き』こそ生きる力になる
現在の放課後児童デイサービスや発達支援センターなどでは、様々なプログラムが組まれるようになり、多くのお子様が施設内でもある程度充実した時間を過ごすことができるようになってきました。
私も障害児の一人の母親として、この変化をとても嬉しく思っております。
しかしとは言え、まだまだ現場では混乱も多く、通常業務で多忙の中、それぞれのスタッフさんが手探りで働きかけやコミュニケーションを模索している現状に変わりありません。
また『療育』と一言で言っても、様々な情報が溢れる時代。一体どれがベストなのか迷うのは当たり前です。
迷いながら片っ端から何かを取り組むのも、何もしないよりは良いことです。
しかし、子どもたちへの働きかけやコミュニケーション方法をスタッフさん全員が統一出来ているとすればどうでしょうか。
『この時はこうする』『今月の働きかけは〇〇を軸として組み立てる』『今月はここを目標に設定する』など現場が一体となり、迷うことなく動くことができます。
スタッフの皆さんが今行っている遊び方や言葉がけなどに迷いがなくなる事は、スタッフさん個人の大きな負担の軽減にも繋がり、本当に必要な事柄に時間も手もかけられるようになります。
そのような落ち着いた施設環境は、通所する子どもたちにとっても
『安心できる場所』=『安全基地』として安心して通うこと場所となります。
安心できる場所があることは、子どもたちの『意欲』や『自己肯定感』を向上させる大きな土台となるのです。
【GOKAN療育プログラム】の大きな特徴の1つに『好きをもっと好きに』というキーワードがあります。
大人でも子どもでも、障害の有無にかかわらず、苦手なことよりも好きなことをしているほうが楽しいに決まっています!
現在の療育は『苦手な事』を『ある程度できるように』目標設定していることが少なくありません。
もちろん苦手な事や不得意としていることが少しでも改善できる事は、子どもたちの生きやすさにも繋がるでしょう。
しかしもっと大きな力。子どもたちの可能性は『好き』の中にある。
私はそう考えています。
大切なことは『学ぶ』ことではなく『楽しい!』事。
『楽しい!』がチャレンジする前向きな気持ちや、人とつながる意欲を生み出し、子どもたちの心と身体を成長させてゆくのです。
季節の食材や様々な『体験・体感』から
『できない』→『できた!』
『わからない』→『わかった!』
『知らない』→『知ってる!』へ一つ一つシフト。
できて楽しい!なんか嬉しい!
そんな子どもたち一人一人の中にある『好き!』に寄り添い、明日の笑顔をプレゼントする。
それが【GOKANN療育】プログラムです。
身体・知的・精神の発達に心配なお子様へ。
そんなお子様を一番近くで愛し、見守っておられるお母さま、お父様へ。
そして子どもたちの笑顔のために日々切磋琢磨されていらっしゃる施設スタッフの皆様へ。
この【GOKAN療育プログラム】を是非お役立てください。
【GOKAN療育プログラム】講師
畠山 織恵
