■新年のGOKAN療育はニッコニコでもっちもち!!
新年明けましておめでとうございます!
今年も、汚れるでぇー!!笑
感染対策バッチリの中、
今年も笑顔の花が咲いたのは、
大阪市西成区の児童発達支援センタークリエバ様の5歳児のお友達です!
・食べ物になかなか興味が持てない
・手が汚れるのが苦手ですぐに手を洗いに行っちゃう
・言葉でうまく気持ちを伝えられない
それぞれの「苦手」な事を、
「楽しい!」「面白い!」「やってみたい!」
そんな遊びが持つ力を借りて、自ら取っ払ってきたクリエバの子ども達。
汚れて、一度手を洗って、
またすぐに戻ってきては、汚れて、遊んで、笑って。
離脱しても、やっぱり戻ってきて、
それから手はお餅だらけです。
だって楽しいから。
手は汚れたくない。
でももっと遊びたい!!
指先が汚れるだけで嫌だった4月を思うと
汚れる事を「まぁ、いっか」って切り替えられるようになってきたんですね。
「仲間の力」と「遊びの力」
子ども達の成長に、この二つに勝るものなんてきっとないのかもしれません。
思いっきり遊んで、思いっきり汚れて、思いっきり夢中になる。
この一年で感じた経験や、積み重ねた自信は
4月から学校生活を送るみんなのきっときっと、力になってくれるはず。
みんなの力は、
君が思うよりももっともっと凄いんだから!
私はそれを遊びを通して伝え続けたい。
後3ヶ月。めいいっぱい遊ぼうね!!
クリエバの皆様、今月も全力で一緒に汚れてくださってありがとうございました笑
引き継ぎどうぞよろしくお願いします!
■みんなの違いがみんなの力になる
今月のGOKAN療育プログラム。
季節の食材として苺をお持ちしたのは 大阪西成区にある 児童発達支援センタークリエバさんです。
3.4歳児クラスの5名のお友達は、今日も元気いっぱいです!
食べることが大好きな子どもたち。
みんな、目を瞑ってよー!!
匂いで今日仲良くなる果物は何か当ててもらうからねー
あれ? どうして今〇〇ちゃんと目があってるのかな? (笑)
急いで目を瞑る、、、ふりをする(笑)お子さまたちのお顔の前に苺をそっと持っていくと
あー!!! いちごやー!!
いちごやー!!
大喜びです。
でも一人、テンションがお友達と違う N君がいました。
N君は食べることが少し苦手です。
決まったものなら食べられるんだけど、 そうでないものや、食べず嫌いなものが沢山あります。
「偏食を少しでもなくしたい。」 というのはお母様の願いの一つでもありました。
4月。 出会った頃のN君は、食べることはおろか 食材に触れることも苦手でした。
食材が出てくると、そっと後ろに隠れたり 遠巻きにお友達を見ていることが多かったN君。
そんなN君、少しずつお友達の様子を見てゆく中で 次第に様子に変化が見られるようになりました。
輪の中から離れなくなりました。
じっと友達の手の中にある食材に興味を持って見つめる事が増えてきました。
指で触れ、指先でつまむ姿も見られるようになりました。
そんなN君、数ヶ月前からこ役割は、「香り当番」です。
その食材がどんな香りがするのかを、 みんなに伝えるのがN君の役割です。
そして今日、N君は自らいちごを摘み、 こう言いました。
「葉っぱがいっぱい」
そうだね、葉っぱがいっぱいだね。
そして次にN君をみたら、緑の葉を全てちぎって こう教えてくれました。
「色が白い」
ほんとだね。色が白いね。
するとN君は続けてこう言いました。
「半分に切りたい」
N君の一言で、子どもたちに注意を促した後 みんなの前で苺を半分に切ってみました。
「うわー。。。」
イチゴの断面を見たN君は、じっと眺めて それからゆっくり断面を指でなぞって見せてくれました。
それを見たお友達も、興味深そうにイチゴの断面を眺めています。
うん。
しばらくそうした後 そう小さく頷いて、苺をお皿に戻し、 先に食べ終わったお友達のもとへ駆け出していったN君は、どこか誇らしげです。
何をするにも スピードも、興味の持ち方もみんな違います。
少しずつ、 君のペースで掴んで行ってくれたら、それでいい。
それがいい。
みんなの違いがみんなの力になるのだから!!
クリエバスタッフの皆様、本日もありがとうございました!
次回は来年、引き続きどうぞよろしくお願いします!!
■今日はGOKAN療育プログラム12月オンライン教室でした♫
お家から出られなくても、
いろんな制限があったとしても、
ケアだけでなく、リハビリだけじゃなく、
モニターだけじゃなく、
子どもたちの成長や発達。
楽しい!嬉しい!
目には見えづらくてもお子様の中に芽生えた、
そんなワクワクした感情をお母様と共有してもらえたら。。
そこから始まったGOKAN療育プログラム個別オンライン教室は、8月からスタートし早くも5ヶ月が過ぎました。
名古屋からご参加頂いているのは、ナゴちゃんと、お母様です。
なごちゃん体調を考慮しながらの教室はお休みも続きました。
それでも、前回、前々回の経験をしっかりと繋げて
腕だったり、指だったり、細かな指先の動きだったり、そしてお顔の表情からもどんどんその時の感情を伝えてくれるようになってきた、なごちゃん。
12月プログラム
・絵本
・ボディータッチ
・リトミック
・演奏
・季節の食材と五感体験
・クリスマスツリー製作
一つ一つのなごちゃんの変化はこの上なく嬉しくて、お母様と一緒に画面越しに叫んじゃう事も多々あり(^^)
限定企画ではありますが、
こうして名古屋と大阪と離れた場所にいても、
個別オンラインで繋がらせていただいた事で、なごちゃんの変化をお母様と一緒に感じることができる喜びは、むしろ今、この社会環境があったからだと感じています。
本日の療育後、
お母様よりこんなお言葉を頂きました。
『こんなに子どもらしく楽しんでいるなごちゃんに触れて、本当に嬉しくありがたいです。』
『子どもの可能性は素晴らしい。子どもの成長に気がつけた時間でした。』
医療的ケアがあるお子様や、
重症心身障害あるお子様と生活されているご家族様の生活は
毎日毎日、モニターと見比べっこしたり、
昼も夜も、緊張感を持って過ごされていらっしゃいます。
だからこそ、親子で
『めっちゃ楽しい!』
『子どもらしい成長を感じられる!!』
そんなほっとするお時間を
微力ながらお届けできたら嬉しいなぁと思っております。
なごちゃん、お母様!
本日は素敵な時間をご一緒させて頂きありがとうございました!
■白菜先生
今月の放課後等デイサービスほほえみ様12月定期ワークでお届けさせて頂いたプログラムは、12月の旬の食材、白菜です。
お鍋や煮物、お漬物まで、お子様たちにとっても馴染み深い食材の一つ、白菜。
ですが、丸々1つ抱き抱える経験は、、、そんなにないのかもしれません。
みんなが食べている白菜って、 本当はこんななんだよ〜
みんなでまずは持ってみよう!
・優しく
・落とさずに
・手渡しでね
優しくって、どうするんだろう。
落とさないためには、どう持てばいいんだろう。
手で渡すなら、どう工夫したらいいんだろう。
一つ一つの言葉を、 一人一人が、思い思いに表現します。
それは撫でたり、そっと触れたり。
両手で抱えたり、膝に乗せたり。
隣の子にそっと近づいたり、声をかけたり。
子供たちが持っている力を、 白菜がどんどん引き出してくれます。
「先生!白菜から水が出てきたー!」
「僕知っています。今日は食べたらダメなんですね。」
発見したこと。 気がついたこと。
他のお友達もその言葉を聞いて、
うむふむ。なるほど。
ほー、そうゆう事ですか。
お子様同士、さらに深まってゆきます。
茎から丁寧に一枚ずつちぎった白菜に絵具を塗り、 画用紙にぺたん! 白菜をめくると。。。
わあー。。!
おー!! できたー!
木みたい!
18名、あちこちから歓声が上がります。
思い思いにノリで飾りをつけたら、 白菜クリスマスツリーの完成です。
たった一つの白菜から、子供たちは自分で様々なことを感じ、学び、吸収して行きます。
大切なのは、きっかけです。
白菜先生、ありがとうございました!!
来月はお餅つきしようね!!
ほほえみスタッフの皆さん、今月も暖かい笑顔のサポート、ほんとにありがとうございました!!
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和歌山市放課後等デイサービスほほえみ https://hohoemi-dayservice.localinfo.jp/pages/1615034/blog
■今日はクリエバさま参観日!!
本日は定期ワークでお伺いしております、
大阪西成区児童発達支援センタークリエバ様
就学支援クラス(5歳児)のお子様と保護者様との
半年に一度の保護者様参観日でした。
就学支援クラスに在籍されているお子様は今年は3名です。
お忙しい中、
本日2名の保護者様が小さなご姉妹さまをつれて起こしくださいました。
検温に消毒、換気など感染対策万全の中、
本日は日頃の活動の様子はもちろん、
活動の中で垣間見える、半年前よりも更に一段と成長されたお子様の姿をご覧頂くことができ、何より子どもたちがとっても嬉しそう!!
最後お母様も一緒にご参加頂く時間には、
絵具を落とした大きな紙をみんなで持って、
紙の上に乗せたビー玉を転がしながら、
ダイナミックな制作活動を楽しんで頂きます。
右へ、左へと勢いよく転がるビー玉を
落とさないように、落とさないように、、
お子様もお母様も全身を使って、飛んだり跳ねたりもう夢中!必死です笑
そして少し離れた場所では、
そんなお兄ちゃん、お姉ちゃん、そしてお母様を
小さな妹さま達がニコニコとスタッフの皆さんと見守ってくださる、とっても楽しくて、ほっこりする優しい空間でした。
※作品は乾いたらリボンをつけて、クリスマスツリーになる予定です。うふふ
おうちのご都合で残念ながらご家族さまがお越しになれなかったお子様も、気持ちを切り替えて楽しまれていた姿もまた、成長を感じられずにはいられませんでした。
笑顔と歓声が溢れる本日のクリエバ様参観日。
最後はみんな絵具だらけになりながらも、「また参加したい!」
と、お母様達にも大好評だったようで、私にとっても嬉しい時間になりました。
これも一重に、全ての活動にご理解を頂き、
いつも最高の笑顔とチームワークでサポートしてくださるクリエバスタッフの皆さまのおかげです。本当に感謝しかありません。
お子様はもちろん、保護者さまにも
「また来たい!」
クリエバさまがそんな場所でこれからもあり続けられるよう、心を込めて全ての人が楽しく夢中になれる「体験と経験」をお届けしたいと思います。
ご参加くださいました保護者の皆さま、ご参加を最後までご検討くださいました保護者さま、そしてクリエバスタッフの皆さま、本日は本当にありがとうございました!